太郎ライブラリ報告・レポート

将来不安の解消と国家財政再建【第68回山田太郎ボイス】

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政治の最大の役割は将来不安の解消。皆さんと共に議論し、考え、解決の先送りをしない政治を目指します

今、皆さんに何が将来不安かと聞くと、年金、医療・介護、収入、結婚、子育て、、、いろいろ出てくると思います。どれも、国は真剣に考えていかなければならない重要な問題です。

私は今年の通常国会の参議院予算委員会で年金について集中的に取り組んできた唯一の議員です。そして、政府が考えるワーストケースの場合、2055年度には年金の積み立てがゼロになると初めて政府に公式に認めさせました。(それでも、過去の経済成長率から考えると高水準なケースです)

根本にあるのは、高度成長時代のように国の税収や働く人が右肩上がりで増えていく時代は終わったということです。右肩上がりの経済を前提にした各種仕組みは破綻しかけています。年金は税なのか保険なのかという根本的な議論がなされず、「100年安心」という言葉だけが先行してきました。

政府は人口1億人を維持する目標を掲げています。しかし、その前提となる経済成長率をみると、とても達成出来るものではありません。楽観論を掲げるなとは言いませんが、ワーストケースをきちんと想定し、手を打っておくことが必要です。今の政府はそんなことは起こりえないとして、シミュレーションすらしていません。自分が病気になったとき、きちんと保障さえるのか・・・。

40年後、若者一人が高齢者一人を支える世の中になったときに今の制度はどこまで維持できるのか・・・。これらの問題こそ日本にとって非常に重要な問題です。国民に正しい情報を開示し、議論を進めるべきではないでしょうか。

生活に近い話では食の安全の問題も忘れてはいけません。例えば、国産農作物の安全性は高いと信じている方も多いと思います。しかし、ネオニコチノイド系農薬の問題など世界の残留農薬基準の厳格化の動きに逆行し、日本では残留基準が緩和されている事実があります。また、保存料についても、日本は世界で最も多く使っています。

遺伝子組み換え食品についても、知らずに口に入れてしまっていることに対して不安を持っている方も多いでしょう。実際、加工品であれば現在、その表示義務はありません。こうした身近なことも、不安の解消ということでは必要であると考えています。