【国会質疑】内閣委員会〜ゲーム・ネット・スマホ依存について〜(2021年3月16日)


〇山田太郎君 最後の質問になりますけれども、最近少し話題になっていますゲーム、ネット、スマホ依存という問題についても少し質疑させていただきたいと思います。  これ、若者たちの支持とか納得、理解を得なければ、最終的にはこの問題については対処、対応ができないという思いから質疑させていただきたいんですが、まず、文科省さん、厚労省さん、それぞれにお伺いしたいんですが、ネット依存、スマホ依存という用語について、それぞれ省庁さんで定義があるのかどうか教えてください。

〇政府参考人(寺門成真君) お答えを申し上げます。  文部科学省として、法令で定義をしているものはございませんけれども、ネット依存につきましては、学校向けに作成した教材におきまして、いわゆるネット依存については、SNS、オンラインゲーム等の利用などを通じて、長時間利用による生活習慣の乱れや不適切な利用と記載してございます。

また、家庭向けのルール作りに関するパンフレットにおきましては、ネット依存は、ゲームやインターネット上のコンテンツの閲覧、SNS等でのやり取りにやめられなくなるほど依存してしまい、日常生活に支障を来してしまうことと規定してございます。  文科省としては、ネット利用そのものについては、当然でございますけれども、問題があるとは認識してございませんで、こういった定義の下に、ネット利用により日常生活や学校生活に影響が及ばないように取組を現在進めておるところでございます。  以上でございます。

〇政府参考人(赤澤公省君) お答えいたします。  ゲーム依存については、ICD11の中に一応位置付けはありますが、いずれにしてもネット依存、スマホ依存につきまして、現時点でこれを個別に定義する知見は私ども承知していないところでございます。

〇山田太郎君 ということで、定義すらまだないということなんですね。  もう一つ、ゲーム、ネット、スマホ依存の原因というのは何なのか、これが分かっているのか、これ厚労省さんだと思います、教えてください。

〇政府参考人(赤澤公省君) ゲーム依存、ネット依存、スマホ依存についての発症のメカニズムは現時点で確立した科学的知見は承知しておりません。

〇山田太郎君 それでは、ゲーム、ネット、スマホ依存についての科学的根拠のある治療法、予防法というのはあるのかどうか、この辺りも教えてください。

〇政府参考人(赤澤公省君) ゲーム依存、ネット依存、スマホ依存について、現時点で治療、予防に関する確立した科学的根拠、科学的知見は承知しておりません。今後、これらの発症のメカニズム等の解明につなげるよう、更なる研究により科学的知見の集積を図る必要があると考えております。

〇山田太郎君 ということで、厚労省さんはどちらかというとこの本件について冷静でありまして、科学的根拠、生活習慣なのか病気なのかはこれ相当やらないといけないと思っていますが、どちらかというと文科省さんは独自にどんどん定義をしてしまっているというちょっと嫌いがありますので、是非その辺り、私の問題意識は、多分何らかの形の依存症というのはあるのかもしれませんが、やはり最終的には若者、子供たちにもしっかり理解してもらう、納得してもらうということが前提でもって対処、対応しなければいけないんではないかと、こういうふうに思っておりますので、是非文科省さんの方も余り先走らず、しっかり冷静に対処していただきたいと思いますので、その辺り、最後、答弁いただければと思います。

〇政府参考人(寺門成真君) 御指摘を踏まえまして、関係省庁とよく連携取りながら進めてまいりたいと思います。  御指導ありがとうございました。

〇山田太郎君 以上で終わります。ありがとうございます。