「TPP交渉促進議員連盟」総会 -改革派『元農水省事務次官 高木勇樹』氏の講演


 2013年5月15日、私が事務局をしております超党派「TPP交渉促進議員連盟」第6回総会が開催され、講師に元農水省事務次官の高木勇樹氏をお招きしました。

 高木氏は、『日経ビジネス』(2011/11/7)内にて「『農業の守り方と間違った』農水事務次官の告白」内でも、これまでの農業保護のあり方は間違っていたと、自らの過去を含めて批判、鋭い問題的をされています。また、記事内コメントを、わがみんなの党のホームページ内「『TPP反対論』 Vs『TPP反対論』への反論」内でも掲載しています。

 今回は「TPP交渉と日本農業の守り方」という演題で、①日本の国益を守るTPP交渉の戦略、②これからの日本の農業の守り方。
TPP交渉に関しては、有益な交渉に持ち込む為には、目先の弱い点だけをみるのではなく、需要と供給の実態分析・検証等、冷静な客観的な視点が必要であると語られました。

 日本農業の守り方については、具体的な提言の数々を頂き、守り方ではなく、まさに「攻めの農業」に挑む内容でありました。高い関税、多くの農業予算で財政支援をしているが、農業生産額は減り、農業所得も減るという衰退の一途をたどっている今の日本農業を、いかに変え、守っていくか。強みと弱みを見極め、戦略を立てる。「攻めの農業」実現にむけた戦略のアイディアを頂きました。

 農水省改革派でも知られる高木氏。印象に残ったコメントは、「一連の主張は、農水省現役の時から、言い続けている。一官僚の立場で何かを変えていくというのは難しいが、ベクトルは変えず、これまで主張してきたことは、退官後も一貫して主張している。」農水省の現場を知り尽くした視点ならではの鋭い切り口の数々、大変勉強になる会合でした。

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