2025.5.20

知財小委で「AI利用と肖像・声の保護」を議論

私が事務局長を務める知財小委で「AI利用と肖像・声の保護」を議論。

日本俳優連合(@JAU_Official)と日本音楽事業者協会(@onjikyo_info)からヒアリング。

5月15日、党・知的財産戦略調査会 デジタルコンテンツ戦略小委員会で、日本俳優連合(日俳連)から池水通洋副理事長が、声優の声の無断利用や俳優の3D写真の無断利用等、AIによって直面している俳優・声優の深刻な問題等を発表。また、日俳連が考えるAI利用の新しい仕組みづくりについてもご提案いただきました。

また、日本音楽事業者協会(音事協)からは、中井秀範専務理事が、芸能人・有名人の顔を無断利用、特に生成AIにより増加している問題等を発表。また、音事協が考えるAI等のビジネス活用の可能性についてもご提案いただきました。

日俳連からも音事協からも、俳優・声優・芸能人等がAIによってどのように困っているのか、具体的事例やアンケート結果を踏まえ、詳細に説明がありました。また、それらの問題に対して、自らどのように対応しているのか、その対応の限界、そして新しい技術であるAI利用の可能性についてまで、多面的なお話をいただきました。

肖像・声の保護については、俳優・声優等の人格・職域の保護に関わる重要な問題。

ヒアリングした内容や質疑応答があった内容については、責任者として、知的財産戦略調査会 提言に反映させ、政府に対応を求めていきます。