2017.5.5

コミケとマンガ、アニメ、ゲームを守るために署名と拡散をお願いします

<<コミックマーケットとマンガ、アニメ、ゲームを守るために署名をお願いします>>
(署名先Change.org)

■署名はこちら
https://goo.gl/bDIwb0

さて、2020年の東京オリンピクの際、そこで開催される予定の催しがそれぞれどの様になるかという重要な説明会が4月26日に東京の国際展示場(ビックサイトビッグサイト)でありました。
結論から説明しますと、2020年8月でのコミックマーケット(C98)の開催は絶望的だとのことです。

コミックマーケット(コミケット)は、毎年8月、12月に開催されています。しかし2020年の8月は会場がオリンピックのプレスセンターとして利用され、コミックマーケットなどのイベントがその時期一切開催されないできないとのです。

更に、影響は2020年の8月開催ができないということだけではありません。2019年4月以降、会場はオリンピック準備のため縮小され、2019年の8月(C96)、12月(C97)に開催されるコミックマーケットも大きな影響を受けるということです。

19年4月以降、ビッグクサイトの東展示棟は利用できず、その代替として用意された青海展示場は、メイン会場から1キロ以上離れていて、同じビッグクサイトとはいえ催しを一体のものとして催しが開催されないということもわかってきました。そして、展示面積も現在利用されている約10万㎡以下のとなり、最大でも7.2万㎡、青海展示棟を除くと5万㎡以下(半分以下)という規模縮小規模になってしまいます。これでは、2019年の8月、12月に開催予定のされているコミックマーケットの開催は非常に難しいものになってしまいます。

東京オリンピックの開催自体、全て否定したくはありませんが、このオリンピックによる経済損失(負の部分)は1兆2000億円以上とも試算され(日本展示協会試算)、当初謳われていた、“オリンピック開催が日本の経済再興にも資するもの”だとは、果たしていえるものなのか冷静に考える必要もあるのだと思います。

4月26日の説明会では、様々な関係団体から反対や懸念の意見が出されましたが、東京都やビックサイトビッグサイト株式会社など現場の判断では7.2万㎡、しかも、分離された2.3万㎡の青海展示棟を含まなければ、半分以下の5万㎡しか一体の場所が確保しかできないとの結論であり、これ以上。の“オリンピックと会場問題”は政治の力で解決するしかないと考えています。

そして、4月29日、ドワンゴ社主催のニコニコ超会議に小池ゆり子東京都知事が出席し、参加者のなかからこの会場問題について問われたところ、解決についての前向きな発言はありませんでした。

私もこれまで、何度も関係者と協議してきて、ビックビッグサイト会場問題の解決を図ってきましたが、これ以上は、政治の力で、オモテ舞台で、特に選挙でこの問題を議論するしかないと判断しました。

今年の7月2日には、東京都議会選挙(告示日:6月23日)があります。誰の何のためのオリンピックなのか? この都議選で問うべきです。党派を超えて、都議選に立候補する人たちに、我々の大切な催しを守るために充分な会場確保を公約にさせるべきです。そのためのまず、署名活動を行うことにしました。この署名活動で数が集まれば、各候補者も公約にせざるを得ません。そして政党単位でも働きかけを行っていきます。

ビックビッグサイトで開催されるマンガ、アニメ、ゲーム関係の催し物は、コミックマーケットだけではありません。「アニメジャパン」「コミティア」「スーパーコミックシティ」などといった数多くのイベントが影響を受けます

これらの大切な我々の催しが開催できない、または、変質した形のものにしてしまうかどうか? それは、有権者でもある皆さんの行動に掛かっています。日本展示会協会は、中小企業の営業活動保護のため14万名もの署名を集めました(2017年5月1日現在)。

我々も、こよなくマンガ、アニメ、ゲームの祭典を楽しむ者として行動を起こすべきです。我々の強い意思をここで見せるべきです。数が集まれば、それを背景にしかりと候補者や政党への公約にするよう強く働きかけていくことができますいきます。そして各候補者にマンガ、アニメ、ゲームを大切にする気があるかどうかの態度表明を迫ります。(もちろん選挙で公約にしたことを、その後の議会活動でも監視し続けます)。

2017年7月の東京都議会選挙という、政治的には非常に重要なタイミングを逃せば、その後、「オリンピックのために様々な催しを犠牲にしても構わない、オリンピックこそがすべての最優先事項である」と都知事をはじめ、都議会、そして都庁、国政も判断するでしょう。しかし、選挙前に大きなうねりが起これば、無視できない力になります。この力の結集は、今後のマンガ、アニメ、ゲームの表現の自由を守ることにもつながるものだと考えています。

署名の対象は東京在住の方だけではありません。日本のすべてのマンガ、アニメ、ゲームを楽しむ、その基礎となる、ゆり籠とも言える、ビックビッグサイトで開催される様々な催しを大切に思う全国全ての皆さんにお願いしたいと考えています。どうか、どうか、皆さんの署名活動で大きなうねりを創っていきましょう!

■署名はこちら
https://goo.gl/bDIwb0

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2017年5月3日
山田太郎

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この記事は山田太郎のオンラインサロン14号の冒頭文からの抜粋です。
オンラインサロンへの入会も是非よろしくお願い致します。
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