2024.12.17

昨日12/14付けで、オタク婚活のアエルネが「VISAカード決済停止のお知らせ」を発表。

昨日12/14付けで、オタク婚活のアエルネが「VISAカード決済停止のお知らせ」を発表。
カード決済会社より12/14に連絡が来て、早ければ12/16(月)、遅くとも12/31(火)までに停止するとのこと。

クレジットカード会社による決済停止・禁止は、恣意性・不透明性だけでなく、このような突然性・不意打ち性も大きな問題です。 現状、今回の件について発表されている内容以上の事実は把握しておりませんが、合法取引について、通知から2日後に決済を停止しなければならない必要性・緊急性・社会的相当性については、大いに疑問があります。

例えば、犯罪であるマネーロンダリング(資金洗浄)に対処するための銀行口座の凍結については、緊急の対応が必要です。しかし、犯罪ではなく他の決済での継続が可能な取引について、クレジットカード決済を急遽停止しなければならない理由はどこにあるのでしょうか。

加盟店に対して交渉力の点で優位な立場にあるクレジットカード会社が、今回のような対応を繰り返し、合法な取引を行っている会社の経営を大きく悪化させ、消費者へも多大な不利益を与えている。このような状況では、立法対応をせざるを得ないと思います。

プロバイダ等の自主的削除(適法コンテンツの削除)の恣意性は、懸念の声が高まり、情プラ法(情報流通プラットフォーム対処法)が制定されるという結果になりました。

クレジットカード会社等の自主的停止(適法取引の停止)の恣意性についても、懸念の声が高まっております。 クレジットカード会社が、決済のプラットフォーム・インフラであるという自覚をもち対応を改めない限り、新しい法律の制定という結果にならざるを得ないと考えています。