2019.9.16

欧州視察①ポーランンド26歳未満の所得税免除政策

【欧州視察①】
ポーランドには、9月10日に到着。

翌日、財務省の所得税担当局長と26歳未満の所得税免除政策について説明を受け、意見交換をしました。ポーランドは、失業率が低く経済成長も4%以上と好調です。EU各国向けの部品産業や設計開発産業があり、EUの経済の行方いかんですが活況です。

しかし、若者の国内流出が深刻な問題で、様々な議論を経て「26歳未満の特定の所得以下(90%が対象)の者を対象に所得税の免除をする」政策を決定し今年9月から実施しました。マレーシアでは、所得税を無くす政策で話題になりましたが、国税の中心の源泉である所得税を免除するという政策は世界でも類がなく大胆です。

ポーランドでは、様々な、分析を経て若者の国外流出防止、その他の税収増の効果を総合的に検討した結果とのこと。実施は、今月初めからなので結果はもう少し待つ必要があるようです。何故、26歳を閾としたのか?補助金給付でなく何故免除なのか?様々な質問をぶつけました。詳細は、別途、山田太郎のさんちゃんねるで公開します。