2020年に ベビーライフ が廃業、174人超のこどもが海外に送られ、行方も出自も不明なままという深刻な問題も未解決のまま。 乳児院など 社会的養護 のもとで育つこどもたちが、自分の出自を知らされないという現実もあります。

これらの問題を解決するため、6月9日、社会的養護のこどもの出自を知る権利に関する勉強会を立ち上げ初回を開催。リアルで20名、オンラインでも40名以上が参加しました。

出生・ 特別養子縁組 ・ 内密出産 などに関する記録の保存・引継ぎ・開示制度には、課題が山積しています。出自情報が断絶されたり、当事者が自分の出自にアクセスできない実態も報告されています。

当事者・実務者・専門家と共に議論を重ね、制度を変えるムーブメントを起こしたい。今後5回ほどのシリーズで、内密出産や赤ちゃんポストも含め、諸外国の制度も踏まえ、政策提言に繋げていきます。 当事者の声を丁寧に聴きながら、必ず前に進めます。