2020.12.19
不安に寄り添う政治のありかた勉強会、5000名以上のアンケートのご協力ありがとうございました!
写真)12月16日の不安に寄り添う政治のあり方勉強会で中間発表をしている様子
12月4日から11日までの8日間募集していた、コロナ渦での生活不安アンケートを締め切りました。多くの方にご協力いただきありがとうございました。昨年は私だけで皆さんの不安を集めさせていただきましたが、今年は参議院自民党の議員にも協力いただいたことで、昨年よりも多くの回答をお寄せいただくことができました。
そして、事務局の議員や総務部の皆さんと、集計したアンケートの分類作業をおこない、中間報告を取りまとめました。また、今年は昨年よりも詳しく属性の回答もお願いしていました。居住地、年代、性別、職業、同居形態、結婚の情報をもとにクロス集計し、「若者の不安」「シングルマザーの貧困不安」「女性の雇用不安」「8050問題」「中年男性の雇用、引きこもり、ニート不安」「地域差」といったセグメント別の分析をしていきます。
年明けに正式に発表できるよう精査・分析し、レポートの形で皆さんにも公開したいと思います。その結果を基に、政策につなげていきます。改めてご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。
結果
・回答数:5,013件(うちハンドルネームあり 2,875件)
・意見数:13,515件(重複未削除)
・意見内容内訳(精査前のデータのため、最終報告とは異なります)
感染不安・感染拡大不安(GO TO/入国制限含む) | 2,271 | 19.5% |
雇用、経営難、収入減、金銭的不安 | 2,080 | 17.9% |
政治の対応 | 1,555 | 13.3% |
その他 | 1,148 | 9.9% |
メディア | 787 | 6.8% |
生活様式の変化(テレワーク・オンライン授業等) | 757 | 6.5% |
外交、国際情勢 | 646 | 5.5% |
景気、経済、国力、少子化 | 646 | 5.5% |
コロナ経済対策 | 578 | 5.0% |
コロナ差別、社会風潮 | 521 | 4.5% |
医療崩壊 | 504 | 4.3% |
子育て、教育、出産、結婚 | 415 | 3.6% |
健康、障害、病気 | 306 | 2.6% |
移民、在日外国人 | 294 | 2.5% |
税金、社会保障 | 254 | 2.2% |
自殺増加、自殺 | 186 | 1.6% |
治安、犯罪 | 114 | 1.0% |
介護、孤独死、年金 | 91 | 0.8% |
環境、災害 | 16 | 0.1% |
コンテンツ、表現規制 | 15 | 0.1% |
技術開発 | 12 | 0.1% |
安楽死、尊厳死 | 4 | 0.0% |
マイノリティ、性犯罪 | 3 | 0.0% |
傾向
- コロナ感染不安、コロナ感染拡大に関する不安が最も多かった。感染拡大防止策に関する不安も一定数見受けられた。
- 次に多かった雇用・経営難・収入源・金銭的不安は、「コロナで収入が減った」「コロナで会社が倒産しそう」という声や、レストラン、イベント業に携わる人からは「経営難で先行き不安」という声が多数あった。
- メディアに関する不安については、「コロナの不安を煽るような報道が多すぎる」等コロナ報道への在り方についての不安がもっとも多かった。
- 生活様式の変化については、大学生からの「オンライン授業恒常化の不安」が最も多かった。その他「マスクを着けたままの指導による情操教育への影響」、「子供の呼吸器への影響を心配する親の不安」も多かった。
- コロナ差別や社会風潮に関する昨年にはなかった不安も4.5%見受けられた。「コロナにかかったら会社や学校でいじめられるのではないか」「マスクや生活様式を強制させるような社会圧力がある」といった声が挙げられた。
- また、医療崩壊という不安も今年特有で一定数見受けられた。医療従事者当人からの不安や、医療従事者への負担増加で通常医療へしわ寄せがきているという不安の声が寄せられた。
- 政治対応への不安は、10代から70代以降まで年代問わず不安の声が一定割合見られた。
- 「その他」については、再度見直し精査する予定。
・属性の回答情報は以下の通りです。