2023.10.19

廃炉環境国際共同研究センター等を視察

以下、文部科学省「今日の出来事」より転載。

  10月12日、山田大臣政務官は福島県を訪れ、日本原子力研究開発機構の大熊分析・研究センター、廃炉環境国際共同研究センター及び楢葉遠隔技術開発センター並びに東京電力廃炉資料館の視察を行いました。日本原子力研究開発機構では、廃炉・環境回復に向けた取組を伺い、舟木理事らと意見交換をしました。

  大熊分析・研究センターは、東京電力福島第一原子力発電所の事故によって発生した放射性廃棄物等の低中線量試料の分析を行う施設です。このセンターの第1棟ではALPS処理水の第三者分析が行われています。山田大臣政務官は、第1棟において、ALPS処理水試料の前処理や測定、固体廃棄物試料の前処理を行う設備などを視察しました。

  廃炉環境国際共同研究センターは、産学の連携により、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉に係る基礎・基盤的研究や人材育成を行う施設です。山田大臣政務官は、東京電力福島第一原子力発電所の炉心燃料の破損を模擬的に再現できる装置や、遠隔から放射性物質分布を3次元的に可視化できるシステムなどを視察しました。

  楢葉遠隔技術開発センターは、東京電力福島第一原子力発電所の廃炉推進のために必要な遠隔操作機器・装置(ロボット等)の開発実証試験を行うための施設です。山田大臣政務官は、東京電力福島第一原子力発電所原子炉建屋内の環境を再現し作業内容の確認や訓練を行えるバーチャルリアリティ(VR)システムや、ロボットアームを用いた燃料デブリ取出しの実規模試験場などを視察しました。

  東京電力廃炉資料館は、廃炉事業の現状等をわかりやすく発信するための展示施設であり、東京電力廃炉資料館館長らによる解説を聞きながら、事故当時の状況、これまでの燃料取り出しの取組などについての展示を視察しました。

  今回の視察や意見交換を通じて、山田大臣政務官は、燃料デブリの取扱いの難しさや今後の可能性について議論しました。今後とも廃炉に向けた研究開発の現状を国民に情報発信していく必要があると述べました。

  文部科学省としては、今後とも廃炉に向けた研究開発等の取組を推進して参ります。

大熊分析・研究センター

廃炉環境国際共同研究センター

楢葉遠隔技術開発センター