こどもの自殺をなくす

10代の死因1位が「自殺」なのはG7でも日本だけです。こども・若者が自ら命を絶つ背景には、家庭の問題、学校での人間関係や進路の問題、将来不安など様々な要因が指摘されています。しかし、この問題に対応する政府の部署はありませんでした。こんな現状を放置していて何が政治だ、何が国会議員だ、絶対に解決するぞ!強い決意を抱きました。自民党PT座長として取組み、こども家庭庁に対策室を新設し対策を推進するとともに、議員立法で自殺対策基本法を改正し「こどもの自殺対策」を法律に明記しました。
実績と取り組み
① 自殺対策基本法の改正
こども家庭庁にこどもの自殺対策室を新設し対策を推進&議員立法で自殺対策基本法を改正し「こどもの自殺対策」を明記しました。法律をつくって終わりではありません。自民党内に「こどもの自殺対策PT」を自ら立ち上げ、座長に就任。医療・教育・福祉の連携を強化し、地域や社会全体で命を守る体制をづくりを進めています。若者の声を基に、現場に即した支援を実現していきます。

② 生徒指導提要に「教員の不適切指導」を明記
教員による不適切指導や指導死の撲滅、こどもの命と尊厳を守る教育環境の実現に本気で取り組んでいます。遺族のみなさんとともに文科省と交渉を重ね、生徒指導提要の改訂を実現。こども家庭庁には自殺対策室を設置し、党内には自殺対策PTを立ち上げ、災害共済給付(JSC)の見直しにも取り組んできました。しかし、教員への周知や地域格差の是正など課題はまだ山積みです。現場の声を力に制度を動かし社会を変えていきます。

③ こどもの死亡検証(CDR)を骨太に明記
こどもたちの死を絶対に放置してはならない。こどもの死なない国にする。その一心で取り組み、5年越しについに政府が動きました。こどもの死を予防する「こども死亡検証制度(CDR/チャイルドデスレビュー)」が、遂に全国展開へ向けた議論へ。水の事故でこどもを亡くし、遺族が死因もわからないまま、行政のたらい回しにされ、苦しみ続けたお母さん、吉川優子さんの声を受け動きだしました。私は国会質疑等で一貫して制度の必要性を訴えてきました。こどもの命を社会全体で守る仕組みを実現していきます。
