不登校支援の充実

不登校児童生徒が34万人を超える中、学びの選択肢が限られ、学びが保障されない現状が続いています。「学びの多様化学校(不登校特例校)」を全国で21校から58校へ拡大し、オンライン学習の出席認定やSSW・SCの常勤配置が進展。不登校の原因にもなる不適切指導やいじめ、医療的支援の不足にも対応しています。また、不登校の子の居場所であるゲームへの根拠なき規制に反対し、社会との接点としての意義を訴え、デジタル人材としての育成にも力を注いでいます。
実績と取り組み
① 学びの多様化学校拡大を実現
不登校児童生徒が34万人を超える中、学びの選択肢が限られている現状を受け、多様化学校(不登校特例校)の拡大を強力に推進。全国21校から58校へ倍増を実現しました。さらに、自宅等でのオンライン学習による出席認定も制度化し、スクールソーシャルワーカー(SSW)やスクールカウンセラー(SC)の常勤配置も進展。いじめ対策、不適切指導の削減、医療的介入の強化など、多角的に不登校問題に取り組んでいます。

② こどもの居場所を確保!ゲーム規制に反対
香川県で科学的根拠のない「ゲーム規制条例」が制定されたことを受け、「ゲーム=悪」という誤った認識に反対。ゲームはこどもたちの大切な居場所であり、不登校の子にとっては社会との唯一のつながりになることもあります。2021年から「ゲーム行動症」勉強会を全10回開催し、文科省のパンフレットや国会質疑を通じて、科学的根拠のない規制への是正を実現。今後はゲームを通じた社会参加やデジタル人材育成にも注力していきます。
