2025.6.13
国会図書館デジタル化で障がい者3.4万人の仕事を創出!
6月11日、東京コロニー(@colony_doujin)東村山を視察。
障がいのある方々が国立国会図書館のデジタル化業務に取り組む現場を訪ねました。
東京コロニーは、全国唯一の社会福祉法人が運営する同人誌印刷所という特別な拠点でもあります。
この取組みの背景には、就労継続支援B型の平均工賃が月額1万数千円という厳しい現実、さらに障がい者就労施設への国の調達割合が0.1%以下という構造的課題がありました。
私はこの状況を変えるため、国会図書館のデジタル化に着目。40人以上に根回しして207億円の予算を確保し、事業を始動。
加えて、障がい者優先発注や契約上限撤廃を関係省庁と交渉し、全国13拠点・約3.4万人分の新たな雇用を生み出しました。
当初は「障がい者に任せて本当に大丈夫か」との懸念もありましたが、現場の皆さんの努力と高品質な成果が、その声を覆してくれました。
そして現場でいただいた一言。
「国の一生残る仕事に関われること、研究者の方や社会のためになれることを誇りに思います」
政治家として、これ以上の喜びはありません。
障がいがあっても、誰もが社会の担い手に。
その選択肢と環境を整えるのが、政治の責任です。今後も、国のデジタル化を障がい者の仕事に!全力で取り組みます。



