2024.12.10
「都道府県社会的養護推進計画の進捗」や「里親支援のあり方」、「アメリカでの質の高い養育」等について
12月6日、超党派の児童養護議連で1時間半の白熱した議論。「都道府県社会的養護推進計画の進捗」や「里親支援のあり方」、「アメリカでの質の高い養育」等について。
ユースローセンターのキャロル・ショーファーさんからは、「乳児期の施設養育は発達心理に深刻な影響を与え、一生の問題になるとの科学的根拠が多数ある。このため、米国では乳児院がなくなった。諸外国でも、乳児院はほとんど存在しない。」との指摘。
一方、日本の現状は依然として施設:里親比率が8:2と施設依存度が高く、愛着障害等の問題も深刻。
また、里親委託率は自治体間で大きな格差があり、生まれた地域によって里親に委託される機会が奪われている状況。
社会的養護はユニバーサルサービスであり、自治体間での格差があってはなりません。国がしっかりとリーダーシップを発揮し、全国での社会的養護の充実に全力を注ぎます。
