2025.6.26
「政治家なんか信用できねぇ!」その一言が、こども政策を動かした!
風間暁「私は実父から虐待を受けて、父親が人を殺めています。ACEスコアって皆さんご存知?逆境的小児期体験のスコアみたいなのがあるんですよね。私は10点中10点満点なんです。
人生で初めて満点取ったのがACEスコアとか言うと、専門家の間でドッとなるんですけど。そんな感じで逆境体験というのをすごくしてきて、後に薬物依存症になって、今は薬物依存症の予防のために、虐待予防・防止というのを日常的に営みとしています。私はそんな人間です。」
山田「サバイバーっていう言い方をしていいのか、すいません、笑っちゃいけないところですよね。風間さんの前だと素直に受け入れられちゃう。 いつもこんな感じでやってるんですが。風間さんとの出会い、結構前ですよね。2020年、その頃にですね、ある虐待に関するシンポジウムみたいなのをやってた時に、私が行って、風間さんが、最後質問したんですけど、『政治家なんかみんな嘘つきで、信用もできねえ』と。『お前ら口ばっかりで言うけれども、絶対約束したことはやらないだろう』と言って。」
風間「割と本当にこういうテンションで言いました。」
山田「売られた喧嘩は買わなきゃということで、『絶対やります。政治生命をかけてやります』と。『本当だな!?』とか、かなりな感じで迫っていましたけど。
風間「じゃあ、いつにすんだよとか。」
山田「期日も決めて、まず何を約束したかというと、あの諸悪の根源、自民党にですね、『いつ私を呼んでくれるのか、しゃべらせろ』と。その期限を守ってまずしゃべらせた。その後、またコミットメントで、『ちゃんとそのこどもの虐待等をやる部署を作れ』って」
風間「それこそ今の宗教虐待。その当時からずっと言ってた」
山田「宗教虐待の経験者が来てまして、『宗教虐待(の対策)なんかどうせ、与党はできねえだろ』と言われ、『いや、やります』と」
風間「『だって自民党だもんね』とずっと言ってましたね」
山田「そうそうそう。ずっと言ってましたね。風間さんからあの時の感想とここまでどうだったかを少し(お話しいただきたい)」
風間「『どうせやれるわけないって」本当に思ってましたからね。国会議員なんかどうせ口ばっかりでしかも自民党だろ』とか言って。『じゃあ、やれるもんなやってみろよ』っつって、かなりの啖呵をきってですね、その時はどうせ無理だろうなと思ってたんですけど。わりと早い段階で実現して」
山田「呼ばれた時、びっくりした?」
風間「呼ばれるわけないと思ってたんで、なので、すごくびっくりしましたね。約束守る人間いるんだ、議員っているんだというのが最初の印象です。