2025.2.26
タイでの日本人の高校生2名保護の事件で関係省庁に事情を確認
2月25日、タイでの日本人の高校生2名保護の事件で関係省庁に事情を確認。
大きな制度の穴を指摘。これは氷山の一角で、まだ20名以上もの日本のこどもが居るとの報道も。また、タイ・ミャンマー以外にもカンボジアやベトナムで、日本人が特殊詐欺に加担させられた事例があるとのこと。 未成年のこどもが1人で出国し、海外で犯罪に巻き込まれても、家族などからの警察への相談がなければ気付かず、捜査もできない。
ましてや、滞在国で国籍変更されてしまったら、日本人ではなくなり邦人保護の対象ですらなくなってしまう。 海外に渡ったこどものその後を追いかける手段がないことが問題です。 今回は高校生でしたが、ベビーライフ事件含め、養子縁組で連れ出された赤ちゃんや幼児であればなおさら、その子たちが安全に暮らしているのかを確認することが必要です。こどもの安全確保と犯罪の未然防止のためにどのような措置を講ずることができるのか、継続協議します。