2026.4.7
花粉症対策議員連盟-最新報告
昨日3月26日、「花粉症対策議員連盟」の総会が開催されました。長年取り組んできた対策が大きな転換点を迎えていることを強く実感する内容でした。
これまでの縦割りから一変し、政府全体に「横串」が刺された対策資料を目の当たりにし、まさに隔世の感があります。
■「食べる治療法」スギ花粉米の現在地
期待が集まる「スギ花粉米」は、遺伝子組み換え技術でアレルゲンを含ませ、継続的に食べることで症状を軽減する「減感作療法」の切り札です。実物のお米はすでに完成しています。令和8年度からは予算が5,000万円に増額され、20〜30名規模の臨床試験が予定されています。しかし、有効性を検証するには2〜3シーズンの継続投与が必要であり、単年度ではなく複数年の予算措置が不可欠です。 現場からは、被験者数を一気に増やし加速させるための億円単位の予算要求も出ていますが、確保が難しい状況も聞いています。当初予算での確実な拡充を強く求め、一刻も早く国民の皆様の元に届くよう尽力します。
■ データに基づいた政策立案(EBPM)へ
昨年、私が議連で強く主張した「政府による経済影響の試算」が、補正予算によってついに前進しました。試算結果は今夏頃に公開される予定です。政府として経済損失を数値化し、エビデンスに基づいた予算編成につなげるため、早期公開と政策反映を働きかけます。
■ 免疫学の最前線と社会実装の壁
ノーベル賞を受賞した坂口志文先生が発見された「制御性T細胞(Treg細胞)」。過剰な免疫反応を抑えるこの研究は、花粉症の根本的な治療においても大きな期待を背負っています。しかし、社会実装にはまだ長い年月を要するのが実情です。
■ 政治の強力なリーダーシップを
岸田政権で開催されて以来、まだ開催されていない関係閣僚会議の速やかな開催を求めます。国民の多くが苦しむ“国民病”に対し、政府が本気で向き合っているという力強いメッセージを政治が発信すべきです。
議連の提言をしっかりと政府に届け、政治の力で、この国民的課題の解決を加速させてまいります。







