2026.5.28
【乳幼児総合支援と里親支援を、全国どこでも受けられる仕組みに】
本日5月26日、乳幼児総合支援と里親支援の現状と課題について、大分県の社会福祉法人栄光園 乳幼児総合支援センター「栄光園」センター長の安西恵子さんからお話を伺いました。 乳児院の専門性を活かし、乳幼児の一時保護・養育にとどまらず、保護者支援、里親・特別養子縁組の支援、ショートステイ、地域の子育て支援まで、多職種で地域に出向きながら支えている取組です。率直に、ここまでやっているのかと大変感銘を受けました。
特に重要なのは、問題が深刻化してからこどもを保護するのではなく、早い段階から親子を支え、家庭で育つ力を回復していく「予防的支援」です。こどもだけではなく、親の生きづらさ、家庭の背景、育てづらさまで含めて支援しなければ、再保護や孤立を防ぐことはできません。 令和8年度から新たに「乳児院地域支援強化事業」が始まったことは前進です。しかし、この事業も国2分の1、自治体2分の1の負担です。自治体に財政負担を求める仕組みのままでは、やる自治体とやらない自治体が必ず出てしまう。それでは、必要な支援にたどり着けないこどもが生まれてしまいます。こどもがどこに生まれても、親子が必要な支援につながれるようにする。乳児院地域支援強化事業は、国の責任で全国展開できる制度と財源を整えるべきです。
現場の先進事例を「一部の頑張っている地域の例外」で終わらせてはいけません。全国の標準にしていくため、しっかり取り組みます。






