2020.2.12
みなさんから集めた「不安」2259件を公開します
参議院自民党では「不安によりそう政治のあり方勉強会(座長:世耕弘成参院幹事長)」を開催中です。その中で、各議員が皆さんの不安を収拾することになり、山田太郎事務所では以下の要領でTwitterでの不安アンケートを実施し、1741名から不安についてのアンケートを収集いたしました。
その結果、不安に寄り添う勉強会での主要3テーマの一つとして、「若者の不安」が正式に勉強会の取り上げられ、私が中心になりこの問題を検討していくことになりました。この問題については、私は選挙の際の公約にも掲げており、引き続き推進していきます。
アンケート概要
実施日:2020年1月17日~21日(5日間)
実施方法:Twitter上でアンケートフォームを告知し、収集(自由記入)
収集数:1,741名(意見数:2,259件)
アンケート回答者属性
アンケート結果
アンケート考察
- 通常、山田太郎事務所で行うアンケートに比較し、時間等が短かったにも関わらず多くの結果が集まった。国民の「不安」についての本気度がうかがえる
- 回答者の属性(地域・年齢)を見ると、若干、関東の比率が高いものの前回参院選での得票の想定層と重なっている。自民党に対する批判的な意見も多く、従前の自民党支持層からのアンケートと比べ、民意に近い結果といえるのではないか
- 全般的に経済面での不安が上位を多く占めた。反面、「H.結婚・出産・子育て・教育」「J.健康・障害・病気」などは想定よりも下位の順位となったが、実際の自由記述のアンケートを読むと、HやJの項目の根本的な理由として経済面を挙げる声が多く、そのため、不安の数が増えなかったものと想定される
- 「Z.その他」が多かった理由の一つとして将来に対する漠然とした不安をZに分類したためであり、まさに不安に寄り添う政治のあり方勉強会のテーマに沿った回答が挙げられている
- 「D.コンテンツ・表現規制」について割合が高かったのは、Twitterのフォロワーにこの件について興味を持っている層が比較的高かったことからと考えられる
- 前ページに年代ごとに感じている不安の割合の高い要素を緑地で記載したが、ほぼ想定どおりの結果となった。若い年代は労働・収入に不安を感じ、年齢を重ねるごとに老後や介護といったところに不安が移ってきている。ただし、特筆すべきは、年金や社会保障の問題については、若い年代が不安に思っている比率が高齢者のそれを上回っている点である。また、10代の政治に対する不安も他の年代と比べ高かった
- 今回のアンケートの中で「L.安楽死・尊厳死」に触れている層が一定以上あった。本来、安楽死や尊厳死は“自殺の権利”とは異なると考えているが、その文脈で触れられているものが多かった。またLに分類はしていないが、「生きて行くのが辛い」などの表現も多く見られ、主な理由としては経済面、子どもに迷惑をかけたくない、親に依存しているが親の死後を危惧した回答が見られた