2026.6.11
【こどもの記録と出自を知る権利を、国の責任で守る‼️】
こどもが成長した後、自分の歩みやルーツを知りたいと思った時に、記録が残っていない、施設ごとに分断されている、自分で探し回らなければならない。このような状況を変えなければなりません。こどもの命を守ること。そして、成長後も自分自身の記録や出自にアクセスできる権利を守ること。この両方を、国の責任で制度として整えるべきです。
昨日6月2日、児童養護議連に出席し、韓国の社会的養育と内密出産制度について、目白大学の姜先生よりお話を伺いました。 韓国では、児童権利保障院が「国家児童権利保障院」となり、「国家」という名称が加わることで、国としての重要性がより明確になりました。養子縁組や保護されたこどもの情報管理、危機的妊産婦支援などを、公的に担う仕組みが整えられています。私からは、日本では社会的養護のこどもが施設等を移るたびに記録が分断され、本人が将来、自分の歩みや出自を知りたいと思った時に、自ら各施設を探し回らなければならない現状があることを指摘しました。
こどもにとって、自分の記録や出自を知る権利に「期限」はありません。韓国では、こうした情報を永年保存し、国が責任をもって保管・開示する仕組みが整えられています。日本でも、国が責任を持って記録を一元的に管理し、本人が必要な時にアクセスできる制度を整えるべきです。 また、保護出産・内密出産についても、安全に医療機関で出産できる体制と、費用負担のあり方は重要な課題です。さらに、特定生殖補助医療における出自を知る権利についても、本人の権利、提供者・親の同意、医療上必要な情報開示の線引きなど、丁寧な制度設計が必要です。
「たまたま良い支援者に出会えたかどうか」で、こどもの記録や権利が左右されてはなりません。 こどもの命と権利を守るため、引き続き制度整備に取り組みます。
昨年末に韓国を視察した際の報告ブログも、詳しくまとめています。ぜひご覧ください!
▽海外視察報告① 養子縁組とこどもの出自を知る権利の保障、韓国から学ぶ taroyamada.jp/cat-kind/post-
▽海外視察報告② taroyamada.jp/cat-kind/post-
▽海外視察報告③ taroyamada.jp/cat-kind/post-






