親と暮らせない約4.2万人のこどもを社会で守る「社会的養護」は、ユニバーサルな支援として充実が求められます。愛着障害リスクが高い乳児院の安易な新設に反対し、創設阻止を実現。さらに、すべての子どもに家庭的環境を保障するため、里親委託率の数値目標を全国に設定させ、地域格差是正を推進。家庭的養育原則を徹底し、こどもが最初に覚える言葉を「センセー」でなく「パパ・ママ」と呼べる環境を作ります。

実績と取り組み

① 乳児院の安易な新設を禁止

親と暮らせない子ども約4.2万人を社会全体で守る「社会的養護」はユニバーサルな支援であるべきですが、地域格差が深刻です。愛着障害リスクが高い「乳児院」の新設に反対し、創設阻止を実現。今後も国が主導して、こどもの命と育ちを支える社会的養護の充実を進めていきます。

社会的養護のこども支援拡充2

② 里親委託率75%の目標設置を実現

すべての子どもに家庭的な環境を保障するため、里親委託の目標設定を全国に求めました。特に、施設で育つこどもが多い現状を変えるべく、3歳未満児は75%、学童期以降は50%という具体的な数値目標を設定。地域差の大きい委託率の是正に取り組み、国のリーダーシップで都道府県に達成を促しています。今後もすべてのこどもに温かな家庭環境が届くよう、社会的養護の改革を進めていきます。

解説動画

関連コンテンツ