2026.5.28
【第14回ロボット議員連盟開催:国産ロボットと社会実装の競争力強化へ】
2026年5月20日、第14回ロボット議員連盟を開催しました。 今回は、株式会社日立製作所、三菱電機株式会社、Ugo株式会社をお招きし、日本の製造業・社会インフラにおけるAIロボティクス実装について議論。
日立製作所からは、デジタルツインやAIを活用した工場・社会インフラ高度化の取り組みについて共有いただきました。 特に大みか事業所は、2020年1月に世界経済フォーラム(WEF)より、第4次産業革命を主導する世界的先進工場Lighthouseに日本企業として初めて選定されており、現場データとデジタル技術を融合した先進事例として非常に示唆に富む内容でした。
三菱電機からは、製造業の視点を基盤としたAIロボティクス活用について説明いただきました。単なるロボット単体ではなく、無人化工場全体を見据え、複数ロボットの協調制御やシステム統合、運用まで含めた実装を重視している点が印象的でした。また、安全性・認証制度・責任分界といった、社会実装に不可欠な論点についても議論。
Ugo株式会社からは、実際に現場導入されている国産ロボットの実機デモを行っていただきました。 警備・点検等の分野において、既に全国100現場以上で稼働しており、フィジカルAIとロボティクスの社会実装が着実に進んでいることを実感。
議論の中では、ロボット本体だけでなく、アクチュエーター・センサー・バッテリー等の重要部品における海外依存についても論点に。 現状では海外調達比率が高い領域も多く、日本として今後どこまで国産比率を高めていくか、また「日本で働くロボット」の基準やルール形成をどう進めるかについて、さらに議論を深めていきます。
ロボット産業は、単なるハードウェア競争ではなく、データ・AI・システム統合・量産体制・ルール形成を含めた総合競争の段階に入っています。 官民連携のもと、日本の現場力・品質・信頼性を強みに、社会実装を加速させていきます。







